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脱ステしてみた~開始から半年の経過 [ライフスタイル]

○始めた動機〜酸化コレステロール説
自分は昔から肌が弱く、かなり小さい頃からステロイドを常用していました。薬依存は良くないということで過去にステロイド離脱治療(通称、脱ステ)にチャレンジしたことが2回ほどありましたがなかなか良くならず、リバウンドがひどく途中で諦めてしまっていました(それでも薬の量は少しづつ減らせてはいました)。今年も症状が落ち着く秋の季節に差し掛かってきたなあといった時に何か体調改善する手段はないかネット上で調べていたところ、酸化コレステロールの記事がありました。要約すると、ステロイドは薬としての役目を終えた後に、尿などから排出できなかった場合は酸化コレステロールに変わって体内に蓄積し、炎症を悪化させてしまうことがあるということ。これらを読むとどうも自分の症状に合致しました。例えば体に蓄積していってリバウンドを起こすとか、全身に出るとか、交感神経優位になるとか、です。今まで離脱にうまくいかなかったことの理由に、良くならない原因が分からず終わりがみえないということがありましたが、体内に何かが溜まっているという原因が分かれば対策のしようもあるわけで、最近仕事も落ち着いてきたし、いっちょデトックスやってみようと思いたって始めてみました。

○運動しまくってみよう
で、記事によると酸化コレステロールは体脂肪に蓄積し、汗の油分か肌のターンオーバーでしか排出することが難しいらしいとのこと。また、遊離して血中に流れ出すと炎症の元になるらしく、旧にステロイドを止めると一気にリリースされてしまいひどくなってしまうらしいです。なので運動すると以下のプラスマイナスの効果が現れると考えられます。
・プラス
 ・酸化コレステロールをある程度汗(の油の成分)で出すことができる
 ・代謝が上がり、全般的なデトックス、解毒能力が上がる
・マイナス
 ・体脂肪に蓄積されていた酸化コレステロールは運動で燃える訳ではなく、恐らく体内でウヨウヨし出すので、排出されなかった場合は悪化する可能性がある。

これらのプラスマイナスの要因があるので、運動して徹底に汗をかいてみて悪化し過ぎない適切な運動の強さのポイントを見つけられれば最終的に離脱ができるんじゃないかと考えて真夏の時期から毎日ジョギングを始めてみました。

○月別推移~一ヶ月目
ある程度悪くなるのは覚悟してひたすら汗をかくように毎日ランニングしました。ちなみにこの時点ではまだステロイドは減らしませんでした。基本悪くなりましたが、ある程度の悪化はしょうがないというスタンスでいました。しかしある時運動し過ぎて悪化させ過ぎて、戻そうと思ってステロイドを一日だけ多めに塗って今度は炎症が一気に引きすぎて強烈な倦怠感に襲われて会社を休む、ということを一回やってしまいました。この頃はまだ不安定でした。

○月別推移~二ヶ月目
ステロイドの量を前月の1/3ぐらいにして良くなりすぎず悪くなりすぎずデトックスを続けられるポイントがこの頃になると分かってきました。この治療の副作用としてこのころ体脂肪が10%切りましたw。ただしジョギングし過ぎたせいで膝を痛めたのと季節的に涼しくなってきて外で汗をかきにくくなっててきたので、この頃から有酸素運動はジムでやるように変えました。

○月別推移~三ヶ月目
かなり体脂肪は落ちたのでデトックスから症状の安定化に主軸を変えました。運動の量を減らしてステロイドを2日に一回さらに一回を少量(実質前月の1/4ぐらい)にしました。量的にはエンクロン12g(市販品)を一ヶ月で半分ぐらい。でも今まで1日も間を置くと結構悪化していたので良くなっている実感はついてきました。

○月別推移~四ヶ月目
何となく激しい有酸素運動をすると体脂肪がついている付近の肌が悪くなるなぁという実感があったので実験してみました。まずは運動を一旦やめてかつ一週間ステロイド無しで過ごしてみました。これが意外と大丈夫(悪化しないという意味で、まだ綺麗になった訳ではありません)。次にジムで有酸素運動してみるとやはり悪化。体脂肪ついている近くから若干浸出液が出てしまいます。さらにそいつを亜鉛華軟膏で抑えられるか試してみたんですが、量は減るもののどうもすごいかゆい。この頃から汗でデトックスするのに限界があるなあと感じ始めていました。ちなみにこの一週間以降は完全にステロイドは使用しなくなりました。

○月別推移~五ヶ月目
ステロイド無しで安定するので、悪化し過ぎない程度に週2ぐらいで有酸素運動を行いデトックスを続けました。
この頃悪かったのはお腹の脂肪がついているところと、ふくらはぎの内側。お腹のところはベルトで擦れる位置よりかは明らかに違う場所だったので、やはり体脂肪に悪いものが溜まっているという考え方がしっくりきました。しかし運動だけだと排出効率がどうも悪いっぽく、そんな困っていた時にアーユルヴェーダ(アヴィヤンガ)の記事を読んで、ピンときました。要約すると肌からマッサージでごま油を吸収させて、体を巡ったものを汗などで排出するというもの。やってみたところ、いつも春先に出る手の湿疹が大量に出没w。ただ全身に塗ったのも関わらず手に集中的に出たりとか、出る速さと引く速さがいつもの3倍ぐらい速いことから、体質的に合わなかったというよりはデトックスが促進されたんだなと実感。手の湿疹が引いた後は全身の炎症がかなり落ち着きました。これは効果が実感できるほどの変化だったので、オイルマッサージを取り入れることにしました。

○月別推移~六ヶ月目
オイルマッサージ(週1)と運動(週2-3)を続けました。また、保湿にプロペトを使用していたのを、オリーブオイル、オリーブスクワランオイルで代替し始めていったのもこの頃です。精製しているとはいえプロペトは天然素材ではないので念のためこちらも減らしました。

○この6ヶ月のサマリ
とりあえずステロイド無しで症状安定化ができるようになったのは大きな前進であり、旅行に行ったりするのが遥かに楽になりました。様々なファクトから推測すると、今まで苦しめられていたのはステロイド(の残骸)のせいだったのを確信できた半年であり、ステロイドの害とアトピーの違いを見て見ぬ振りをして薬を出し続ける現在の皮膚科医療はどうなの?と正直考えてしまいます。

○効いたもの
・オイル(ごま油)マッサージ:自分には明らかにデトックスしてる感ありました。マッサージに使用する太白ごま油自身は数百円で手に入れることができるものなので、オススメです。ちなみに以下の本を参考にしました。

黄金のアーユルヴェーダ・セルフマッサージ  1日10分 伝統のデトックス法で奇跡の美肌

思ったことは、自分は油の代謝が悪いんだなということ。要は皮脂の分泌が少なく、そのせいで油汚れを排出する力が弱い。なので同じ体質の人にはオイルマッサージは効くかもしれません。

・効果が微妙なもの
水素水: 胡散臭いのは承知でとりあえず試してみましたが、飲んでいる時期と良くなる時期の相関はなさそう。

・症状を悪化させるもの
ウイスキー お酒の中でウイスキー(ハイボール含む)だけはなぜか強い相関で翌日悪くなりました。なので今でも控えています。蒸留してるから大丈夫かと思っていたのですが、あまり蒸留酒、醸造酒の違いは関係ないみたいです。

○最後に
また半年後ぐらいに経過を記したいと思います。そろそろ、いつも確実に悪化する春先が来ますがそこらへんでどんな感じになるか、ハラハラしながらも、今度は乗り切れる気がしています。そして、この記事が同じ悩みを持つ人の助けになるのを願っています。

続きはこちら↓
http://komlog2.blog.so-net.ne.jp/2014-06-01
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