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【書評】7つの習慣~最優先事項 [ライフスタイル]

○感想
久々の書評です。ipodで聞くビジネス書の時に「もうビジネス書から得るものはあまりない」と書きましたが、この本は正直多くのことを学べました。32歳になる今年は生き方を決める年としていましたが、イイ本にめぐり合ったと思います。この手の本を「きれいごとだよね」で済ませることも可能です。しかしそれは良心の声を聞いていないのではないでしょうか?後で後悔しない人生の選択をする上でも原則に基づいて自分を見直してみるのはいい機会だと思います。

この本は有名な「7つの習慣」の派生品です。自分は「7つの習慣」も読んだことあるのですが、こちらの本のほうが圧倒的にしっくりきました。やはり重要度を決めるということが生活・仕事に密着しているためでしょうか?

○要約すると…
下記、時間管理のマトリックスにおいて、多くのビジネスマンは第3領域(重要ではないが緊急)に多くの時間をとられている。これは生活・仕事の質を低下させているだけではなく、「緊急中毒」と呼ばれるような症状(緊急事項に対しアドレナリンが生成され、中毒になる)に陥っていると言え、ワーカホリックは幸せにはなれないということを示している。この本では如何に第2領域のために時間を生み出し、注力し、生活のバランスを保つかを記述している。

○重要チャート~時間管理のマトリックス
あまり直接ぬきだすのもあれなので、文字だけで表現します。

       緊急 緊急ではない
重要     1  2
重要ではない 3  4

第1領域
・危機や災害
・差し迫った問題
・締切のある仕事、会議
・病気や事故
・クレーム処理
・壊れた機械の修理
・むずかる赤ん坊

第2領域
・豊かな人間作り
・健康的な身体作り
・準備や計画
・予防
・価値観の明確化
・勉強や自己啓発
・真の意味でのリクリエーション
・エンパワーメント

第3領域
・さまざまな妨害。邪魔
・多くの重要ではない電話
・多くの重要ではない郵便物や報告書
・多くの重要ではない会議
・重要ではない差し迫った問題
・みんながやっていること
・突然の来訪
・無意味な接待や付き合い

第4領域
・噂話や暇つぶし
・意味のない活動
・見せかけの仕事
・とりとめのないだらだら電話
・多くのテレビ番組やコミック
・現実逃避
・単なる遊び
・待ち時間


7つの習慣 最優先事項―「人生の選択」と時間の原則

7つの習慣 最優先事項―「人生の選択」と時間の原則

  • 作者: スティーブン・R. コヴィー
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本



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